空想時間

〜・感想日記・〜 小説(ロマンス中心)やマンガ(ジャンル問わず)、ゲーム(主にRPG)・映画など…

心霊探偵 八雲(3)闇の先にある光

一気に3巻も読了⭐︎ (`・ω・´)ノ ァィ

心霊探偵八雲3  闇の先にある光 (角川文庫)

心霊探偵八雲3 闇の先にある光 (角川文庫)

八雲にまた新たな相談が持ち込まれた。
なんでも、飛び降り自殺を延々と繰り返す、女性の幽霊が出るという。
しぶしぶ捜査を引き受ける八雲だったが、そんな八雲の前に"死者の魂が見える"という怪しげな霊媒師が現れる。
なんとその男の両目は燃えさかる炎のように、真っ赤に染まっていた⁉︎
敵か味方か、八雲と同じ能力を持つ謎の男の正体、そして事件の真相は⁉︎
驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー第3弾‼︎


※ ネタバレあり ※
↓ ↓ ↓

今回の事件は、ちょっと気持ちが落ちる感じ…
というか、色々と腹が立つ!o(●´皿`●;)o クーッ
こうーいう内容って良くドラマとかにもなったりする展開⁈
なんか、真実味あるっていうか…
いやいや!実際にあってはならない事なんだけど…
でも、一度、権力を手に入れちゃった人って、自分の保身のためになんでもやる!的な内容ってよくあるよね〜
実際に自分たちの知らないところでも、そーいう事件とかもあるんだろうな。って、思っちゃたりしてね=3 (-∀-`; )


今回、幽霊として登場した女性は、強姦被害に遭い犯人逮捕のための警察へ被害届を出す。
が、警察がろくな捜査をせず犯人逮捕に至らず。
その後、彼女は自殺。
自殺後、警察はマスコミに叩かれタイミング良く犯人逮捕。で、事件は(とりあえず)解決。したかのように思われた。
ここで、私は初めて“セカンド・レイプ”という言葉を知りました。
“事件後に警察の事情聴取や、心ない人の誹謗中傷によって行われる、精神的レイプ”(本文より抜粋)
こんな事があるなんて知りもしなかった。
肉体的ダメージに加えて、精神的ダメージって… 想像もつかないよ。
同じ女性として、こういう事件て考えさせられるものがある。


そして、今回の事件のキーパーソンでもある謎の霊媒師、神山栄治。
更に、真琴の友達、麻美。バーで知り合った、伸一、裕也、バー「スネイク」のマスター。
彼らと5年前に自殺したレイプ被害者・里佳を中心に事件は進んで行く。

相変わらず、後藤は八雲のパシリ⁈
いや、もう八雲の助手!と言ったほうがいい?
刑事の割には、八雲に頼りっきり=3
今までどーやって事件を解決してたのさ!と、ツッコミどころ満載な気が・・・(=ェ=`;)シーン

そんでもって、石井くん…
私は、やっぱり彼のことは好きになれない。
いーキャラしてるとは思うけど、なんかダメ。読んでてちょっとイラッとしちゃう。
守るべき真琴に驚いて蹴り入れる。とか、いくらなんでもビビりすぎでしょ⁈

事件全体は暗い感じだけど、八雲と晴香のシーンでは少しほっこり。
八雲に頼まれて晴香が沢口里佳の実家に行った後、八雲が泣く晴香を自分の胸に引き寄せるシーン。
いつもは素直じゃなくて皮肉ばっかりの八雲の意外な行動に… ちょっぴり萌❤︎ヾ( 〃ω〃)ッ キャーーーッ♪

後藤の署長に頭突き!
アレは笑えた=3
ありえないけど、額に前歯が刺さってた!って〜
しかも、刺さった前歯を抜いて、署長に戻して『八雲、接着剤』って… ( ,,>з<)ブッ`;:゙;`;:、
ここまでやってクビにならないのもすごいけどね=3


さて、このあと4巻⭐︎
ここまできたら、完結してるかどーかは置いといて…
とりあえず全巻読まなきゃ!
の、前に、全巻買わなきゃ=3 (≡ε≡;A)…


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