かなわぬ夢を抱いて
最近、読了のペースにブログ更新が追いつかない… (`-д-;)ゞ
- 作者: ローラ・ランドン,田中リア
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2012/07/09
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
二週間、妹の完璧なエスコート役をつとめてほしいという公爵の息子からの頼みを、魅力的な条件と引き換えに承諾した伯爵のブレントは、相手の評判に傷をつけない、相手が自分に恋をしないように気をつけるという約束とともに公爵家の領地を訪ねた。
公爵令嬢のエリーがどんなに不器量で退屈だろうと魅力的な条件のためなら我慢できると思っていたブレントだったが、公爵家の屋敷で理想の女性と出会ってしまい、エリーに求愛するふりなどできないと気づく。
しかし、その理想の相手こそが、エリーだった。
子どものころの事故で足が不自由ながらも、生き生きとした彼女に惹かれずにはいられなくて───。
↓ ↓ ↓
読んでいて気付いたのは、メインとなるヒロイン・エリー&ヒーロー・ブレント。そして、エリーの兄・ハリソンとキャシーのWロマンス!
個人的には、メインのエリーとブレントのストーリーの方が気になったかな。
なんか、兄・ハリソンとキャシーのストーリーは、別口でも良かった感じがした=3
両方とも面白かったんだけど、ふたつのロマンスを別にして内容も濃い感じにしてくれたら…
なんて、エラそうに言いましたが… 面白く読ませていただきました♪ (*´艸`*)ァハ♪
エリーの家族は、長男・ハリソンを始め次男・ジョージ(エリーとは双子。)双子の妹・ペイシェンスとリリアン。
さらに、弟・ジュールズとスペンス。
かなり兄弟・姉妹が多くて、始めはややこしかった=3 (^^;;
幼いころに負った怪我のせいで足が不自由な生活を送っているエリー。
そんなエリーを、大切に守る兄弟たち。
冒頭から、エリーがかなり大切にされている感じが伝わってきた。
兄や弟たちは、エリーの怪我の原因が自分たちにあり、彼女に対しての責任が自分たちにある。という思いからエリーを大切に守っている。
怪我に対して責任を感じられるのはイヤだけど、すっごく大切にされてる感じが伝わってきて良かったな〜。
そして、兄・ハリソンにエリーのエスコート役を依頼されたヒーロー・ブレント。
彼もかなりの遊び人で放蕩者として知られているけど…
そこは、ロマンスの王道!自分が本当に心惹かれる女性を探し求めるゆえ…的なね。(。・w・。 ) ププ
ブレントのエリーに対して“障害者”として見ない対応にも、エリーが心惹かれていく様が読者にも伝わる感じ。
終盤は、メインの2人よりハリソンとキャシーに持って行かれた感じがしたけど…
う〜ん… 思い返してみると、ハリソンとキャシーのストーリーありきの物語なのかな?!
この2人の事件がないと、エリーとブレントも先に進まない?
なんとな〜く心に残る本だった。
ホットシーンはあまり(というか、ほとんど)無く、苦手な方でも読みやすい1冊だと思う。
この方(著書・ローラ・ランドン)の本は初めてだけど、また見かけたら読んでみようかな。
かなりザックリバックリな感想ですけど… (-∀-`; )
このへんで…
にほんブログ村