心霊探偵 八雲(2)魂をつなぐもの
1巻に引き続きサクッと読んじゃいました。
- 作者: 神永学,鈴木康士
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 文庫
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恐ろしい幽霊体験をしたという友達から、相談を受けた晴香は、
死者の魂を見ることができる八雲のもとを再び訪れる。
しかし、八雲は相変わらずのつれない態度。
そんなとき、世間では不可解な連続少女誘拐殺人事件が発生。
晴香も巻き込まれ、絶体絶命の危機に⁉︎
幽霊騒動と誘拐事件ーーー複雑に絡み合う謎を、八雲は解きほぐすことができるのか、そして晴香の運命は⁉︎
驚異のハイズピード・スピリチュアル・ミステリー第2弾!
↓ ↓ ↓
後藤と八雲の出会いからスタート=3 (・д・oノ)ノ
後藤と八雲の関係は、八雲がまだ小さい頃から始まっていたんだね。
後藤は、小さい八雲が心配でずっと気にかけていた。ということかな?
それにしては、八雲が大学生の今は彼の力や洞察力に頼りすぎな感じもするケド…(-∀-`; )
そして、今回もトラブルに巻き込まれる晴香。
八雲と出会ってから、トラブルに巻き込まれすぎでしょ⁈
まぁ〜、そーじゃないと話が続かない=3
八雲のもとに相談に行ったはいーが、なかなか切り出せないあたりが晴香らしい?
前作で姉の事には気持ちの整理がついたと思っていたけど…
今回の事件で被害者の1人"亜矢香ちゃん"と姉"綾香"を重ねてしまい、再度、悩まされる。
晴香はそのことが原因で1人で悩み、八雲曰く『暴走』しちゃうンだけど、トラブルを言い出せない晴香の気持ちもなんとなくわかるな〜(´エ`;)
そして、今作から新キャラ登場!
後藤のもとの配属となった、新米刑事・石井雄太郎。
心霊現象やオカルトが好きで、後藤に憧れを抱いている彼は…
かなりのドジ⁈ つーか、真面目キャラ?天然系??
私個人の意見ですが… なんとなく好きになれない。(=ェ=`;)
そして更に…
前作でちょろっと登場した、監察医(で変態←人物紹介で書いてあるんだもん)の畠。
彼と八雲、そして後藤の絡みは面白い。
そして、ちょっと思うのは…
畠がこのまま八雲と後藤の協力者でいるのかな〜?なんて…
いつか一転して、畠が加害者になる⁈なんて事件が起きたりして!
まぁ、加害者とは言わずも事件に巻き込まれるような予感。ないかな?深読みしすぎ⁈ (o-∀-o)ゥフフ
今回の事件、無関係だと思っていた晴香のトラブルも後藤の事件と繋がりがあり…
子を思う親の気持ちはすごいっ!と思うような事件でした。
更に、2つの事件が絡み合い捜査は難航。
そんな中、後藤の当初の目的である、霊に取りつかれた土方真琴を助けるための除霊。
真琴のくだりは、頭の中でエクソシストのテーマが常にリピート再生。(´-ω-`;)ゞポリポリ
ちょいちょい登場する八雲の父親を名乗るサングラスの男。
人の気持ちを操り、事件の裏で糸を引いてるこの男。
今後、八雲とどう対峙するのか気になる〜!!
もうひとつ!気になるのは、やっぱり‼︎
八雲と晴香の関係でしょ〜 (〃ノωノ)
晴香の事になると、真剣になる八雲。
命がけで助けに行ったりね〜♪
この本は八雲が主人公だけど、語るのは晴香、後藤、石井と、八雲の周りにいるメンバー。
なので、八雲本人の気持ちや考えは、今のところ一切語られない。
いつか、八雲が語る場面も出てくるのかな?
それも、楽しみのひとつになりそうです。
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